ペットホテルの種類

小動物を預けられる主なペットホテルの種類は、次の3つです。

・一般的なペットホテル

一般的なペットホテルというと、ワンちゃんを対象としているところが多いのですが、小動物も受け入れているところや小動物専用のペットホテルもあります。一般的なペットホテルでは、小動物に限らずペットは基本的にケージの中で過ごすことが多い傾向です。

管理体制がしっかりとしていて、24時間対応しているところもあります。ネットで検索すればすぐに見つけられ、数も多いので、予算やサービスを比較して自分に合ったところを選べるのが魅力です。

・動物病院が経営しているペットホテル

ペットホテルを併設している動物病院も増えています。宿泊というよりお預かりというイメージで、基本的にはケージで預かりペットはそのまま過ごすことが多いようです。料金も安く、ペットが体調を崩した場合はすぐに処置できるため、安心して利用することができます。

ペットホテルを利用する際のポイント

宿泊中にペットがストレスを感じて体調を崩す可能性があるので、病院との連携があるところが安心です。持っていったケージで過ごすことになるペットホテルを利用する場合は、大きめのケージを用意するなどの対策も必要となります。

ノミ・ダニの対策はなぜ必要？

ノミに刺されると、かゆみや湿疹が出たり、下痢や嘔吐などを引き起こしたりするおそれがあります。また、マダニによって「バベシア症」や「ライム病」などの媒介性疾患を発症する可能性もゼロではありません。

中には、「家の中にしかいないのにノミ・ダニ対策は必要？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、家の中にいるハムスターやウサギなどの小動物が屋外に多く生息するマダニに吸血されることは稀ですが、犬や猫と一緒に飼っている場合は注意が必要です。また、ダニには様々な種類があり、家の中に生息するものもいます。そのため、ハムスターやウサギ、ハリネズミ、フェレットなどの小動物にもノミ・ダニ対策は必要です。

ノミ・ダニがいるかどうかチェックするポイント

ノミに刺された箇所は強いかゆみが生じます。かゆみから自分で体をかんだり、毛を抜いてしまったりすることがあるため、異常にかゆがる、毛がよく抜ける、フケが多い、肌があれているといった場合にはノミがいる可能性があります。また、ノミ・ダニは肉眼でも見つけることができるため、普段からよく触れあい、耳の付け根や尾、顎下など、体の隅々までチェックすることが大切です。

ペットホテルを利用する際の対策方法

まずは、掃除を徹底して行っているホテルを選ぶことが大切です。ペットホテルを利用する前には、動物病院で駆除薬を処方してもらい、駆除してからペットホテルを利用してください。駆除薬には滴下タイプ薬と飲み薬がありますが、滴下タイプ薬を使うのが一般的です。